SES契約を結んで働く場合は客先常駐として働くことになります。
SES契約を結んで働く場合お金をいただいてお客様の指示に従って働く契約を結んでいるのでキツイと感じることもあります。
筆者の「しう」は受託企業で受託開発の案件をしていましたが、2年目になり他の開発現場の経験も積んだ方がいいということでSES契約を結び働いています。
今回は、その経験を元にSESとして キツイと感じたことをご紹介します。
記事の信頼性: 実際にSES契約を結んで働いている「しう」がSESで働くことのキツイと感じた部分について紹介しています。
SES 配属までの流れ
SESでキツイことを紹介する前に配属までの流れをご紹介します。
配属までに何を学び、どのような手順を踏むのかを知ることで現場に入るまでの事前準備の状況を知ることができます。
次の2つの順番でSES配属までの流れを説明していきます。
- IT企業研修
- SES面談を実施する
IT企業研修
SES 配属までの流れの1つ目はIT企業研修です!
所属会社によりますがSESでの客先常駐ではキツイ思いをしたり、未経験者は大変ということは会社もわかっているのでIT企業研修を受けることも多いです。
筆者の「しう」も受託系IT企業に所属していましたが外部のスクール研修を受けていて、その時にSES企業に所属している人も他の会社から参加していました。
一方で「しう」が転職活動時に内定をもらっていた会社のSES企業では研修期間がなく、すぐに現場に入らないといけない会社もありました。(その会社の内定は断わりました)
口コミサイトで未経験者の場合にIT企業研修を受けられるかは書いていることが多いので、入社前に事前に確認しておくことをオススメします。
事前の確認が大切やで!
SES面談を実施する
SES 配属までの流れの2つ目はSES面談の実施です!
SES面談の実施については次のブログで詳しく解説しています。
面談の流れや合格するための自己紹介の方法について書いているので参考にしてください。
SESの現場でキツイこと・オススメしない理由
SESの現場で働く上でキツイこと・オススメしない理由は何かについて次の順番でご紹介します。
SES契約を結んで働く場合は立場的に我慢をする必要がある時もあります。
- 新人は開発経験を積みにくい
- 自宅待機の可能性がある
- 案件ガチャがある
- 契約更新されるかが不安定
新人は開発経験を積みにくい
SESの現場でキツイことの1つ目は新人には開発経験を積みにくいことです!
SES契約を結んだ場合、協力会社としてお客様の会社で常駐して働くことになりますが、新人の場合協力できることが少ないので開発経験の積める現場で働くことが難しいです。
最初はテスターとしてテスト作業をすることになる場合もあります。
チームとして現場に入ることができれば開発経験を積むことができるかもしれませんが、1人で現場に行く必要がある場合は最初から開発の仕事はできないかもしれません。
現場に配属後に担当業務でやる気をアピールしたり、資格取得で知識の証明をすることで開発の仕事を回してもらえるようにしましょう。
Javaや基本情報の資格取得に興味のある人は下記の記事がオススメです。
自宅待機の可能性がある
SESの現場でキツイことの2つ目は自宅待機の可能性があることです!
自宅待機の場合は給料の金額が減ってしまうことが多いです。
未経験者の場合ただでさえ給料が少ないのに、自宅待機でさらに給料が減ってしまうと生活がままなりません。
筆者の「しう」が1次試験だけ受けたことのある東京のある会社では、配属先が決まるまでは雇用契約を結ばないという法律的に大丈夫なのかという方法を取っている会社もありました。
さすがにその会社で働くことは自分にとってメリットがないと感じたので2次試験は辞退しましたが、IT企業の中にはそのような会社があるのも事実です。
SES企業で働く場合にもその会社で大丈夫なのか見極める目を養いましょう。
案件ガチャがある
SESの現場でキツイことの3つ目は案件ガチャがあることです!
SESでは配属される案件がどのような案件なのかは現場に行くまではっきりとはわかりません。
事前にどの言語でどの機能の開発をするのかはわかるのですが、現場での人間関係や上司がどのような人なのかは働いて見ないとわからないです。
「しう」の働いたことのある現場では複数人のチームで配属されたのですが、配属先のチームリーダーが詰めるタイプの上司で同じチームメンバーの1人が1か月ほどで辞めてしまいました。
心身を壊してしまう前に辞めたことは正解なのですが、案件ガチャでどのような現場に入れるかわからない点はデメリットです。
(特に未経験者の場合は案件を選べないので、不遇な現場に行かざるを得ない時もあります)
特に仕事のできるタイプの詰め型上司には要注意やで!
契約更新されるかが不安定
SESの現場でキツイことの4つ目は契約更新されるかが不安定ことです!
SESの現場では3か月や半年など契約の期間が決まっていて、その契約更新をするかどうかはお客様の判断になります。
勤務時間での働き方を見られていて居眠りなどしていると契約更新をしてもらえないのは当たり前ですが、適切な勤務態度でもお客様の予算の都合などで契約が切られることがあります。
契約更新についてはSES企業に所属している限り、こちらではコントロールできない点がキツイと感じますね。
SES以外の働き方
IT企業ではSESとして働く以外にも受託企業や自社開発企業、社内SEで働くという選択肢もあります。
もし現在SESとして働きていて勤務形態を変えたいと考えて居るのなら次の記事でオススメの転職サイトについてもご紹介しています。
特にこのまま働いていても将来性がないと感じていたり、心身の健康を損ねそうだと感じた人は登録だけでもしておくことを推奨しています。
(うつ病になってからでは失うものが多すぎます)
☟転職関係のオススメの記事
まとめ
いかがでしたか?
今回は、次の順番でSESがキツイ理由についてご紹介しました。
- SES 配属までの流れ
- SESの現場でキツイこと
- SES以外の働き方
SES企業で客先常駐として働く場合、キツイ経験をすることもあります。
そのキツイ経験の中で学びがあれば耐える価値もあるかもしれませんが、スキルアップもできずに精神を病んでしまう場合は案件や職場も変えることを検討する必要があります。
SESで働くことの何がキツイのかについて、今回紹介した記事が参考になればと思います。
ご自身の健康を最優先にして働くようにしてくださいね。
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