SES企業の場合、顧客面談で自己紹介をおこないます。これから働く可能性のある企業さんは面談で一緒に働いても大丈夫か、自己紹介などを通じて確認したいのです。
「しう」は現在、受託企業で開発の仕事をしていますが、他の企業さんとSES契約を結び働くこともあります。今回は、その経験を元にSES面談の自己紹介についてご紹介します!
SES面談に合格するための自己紹介の方法以外にも、落ちる理由や自宅待機中の話も書いてるから参考にしといてや!
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記事の信頼性: 実際にSES面談を受けている「しう」がSES面談の自己紹介について解説しています。
SES面談の自己紹介の基本
SES面談の自己紹介の基本をご紹介します!
SES面談では、面談をする側も一緒に働く人を探していて面談をします。決して落とそうとしたり、圧力をかけようと思っているわけではありません。一緒に働きたいと思ってもらえる振る舞いをすることが、合格への近道です。
相手は一緒に働く人の人柄を見たい
IT業界での開発の仕事はチームで開発することが多いです。1人だけで完結する仕事はほとんどありません。そのため、コミュニケーションが取れるかを面談の場で確認されることが多いです。
必要なスキルに大きなズレがある場合は落とされますが、スキルシートで事前にスキルについては確認をしているためコミュニケーション力や人柄が合否に影響されることが多いです。
具体的にみられる部分としては
- ハキハキと話している
- 説明が明瞭であるか
- やる気があるか
- こちらの質問に適切に答えられているか
が見られています。
SES面談の通過率は?
SES面談では、落ちることも珍しい話ではありません。
コミュニケーションや人柄の部分だけでなく、たまたま補充したいと思っていた人員がすでに見つかってしまったり、案件のスケジュールの変更でSESの人員が必要なくなったりします。
初めて落ちてしまった場合は落ち込むこともあると思いますが、気持ちを切り替えて次の面談に取り組みましょう。
SES面談に落ちる理由4選
SES面談に落ちる理由4選をご紹介します!
もし、何度も繰り返し面談に落ちてしまう場合は、何か原因があるのかもしれません。営業担当者や面談の担当者からのフィードバックを参考に改善してみてください。
落ちてしまう理由として、次の4つをご紹介します。
- スキルが足りない
- コミュニケーションが取れない
- やる気がない
- 単価が高すぎる
スキルが足りない
スキルが足りず、面談に落ちることもあります。スキル不足の場合は営業の案件のミスマッチ、もしくは自分のスキル不足のどちらかになります。
営業の案件がそもそもミスマッチだった場合は仕方ありませんが、スキル不足の場合は努力をしていく必要があります。開発現場でわからなかった部分を復習することや資格勉強などを通じて成長していきましょう。
👇IT業界での資格と実務経験の優先順位について紹介しています。
まだ、スキルシートで記載している経験について相手に伝わる話し方ができていない可能性もあります。初めて聞く相手にも自分が経験してきた開発内容について、理解のしやすい伝え方を研究しましょう。
次のポイントについて、SES面談前に振り返ってみるといいです。一度書き出して自分なりにまとめてみましょう。
- 自分の経歴
- 使用したことのある言語
- 過去の案件で学んだこと
- スキルについての熟練度
コミュニケーションが取れない
SES面談においてコミュニケーションはとても重視され、コミュニケーションが上手く取れないと不採用になってしまいます。コミュニケーションがないと判断されるポイントは以下の通りです。
- 声が聞こえづらい
- 相手の目を全く見ない(どこを見ているかわからない)
- 表情が無表情
- 質問に対して、ちぐはぐな返答をする
これらの特徴のある人は、コミュニケーション力が低いと判断されやすいです。普段の生活で接しにくい人の特徴も同様ですね。話すことが苦手な場合でも、面談の場では準備をして話せるようにしましょう。
やる気がない
やる気がない人は、どれだけスキルがあっても採用されないこともあります。面談の最後に「質問はありますか?」と聞かれることが多いので、その時に質問できるように前もって準備しておきましょう。
また、面談をする会社や案件について事前に調べておくことも大切です。面談をする会社の事業内容を全く知らないのに、自己紹介だけ完ぺきでもお願いしたい案件に興味があるのかなと思われてしまいます。
Googleを使えば面談をする会社についての事業内容は出てきます。面談を受ける前に10分だけでも調べておくようにしましょう。案件の詳細については、事前に営業の方から伝えられます。伝えれない営業の場合は自分から聞くようにしましょう。調べておくポイントとしては次の通りです。
- 使用する言語
- 使用するフレームワーク
- どの業界の案件か
- スケジュールや納期
面談の最後に質問をする場合は、調べてきたポイントも含めて質問しましょう。次の例のような質問をできるといいですね。
単価が高すぎる
単価が高すぎる場合もSES面談で落ちる原因となります。しかし、この点については営業担当者や会社の方針によるので、技術者としては仕方ない部分もあります。
高単価で提案された場合でもお客様が納得できるようにスキルを磨いたり、PMやPLの経験を積むことを目指してみてください。SES企業で経験者の場合55万~75万程度で提案されます。PMなどの経験や突出したスキルがあれば80万以上の提案もあるでしょう。
SES面談の流れ
SES面談の流れについては次の記事で紹介しています。流れをあらかじめ押さえておくことで、よりスムーズに自己紹介ができて合格に近づきます。
SES面談に受かるための自己紹介
SES面談の落ちる理由4選で紹介した内容を克服できれば、合格する可能性は高くなります。面談の自己紹介の時には次のようなことを意識しましょう。
- コミュニケーションをしっかり取る
- やる気をアピールする
- 普段からスキルを磨いておく
特にコミュニケーションとやる気の部分に関しては、SES面談の前日からでもかなり改善することができます。面談の自己紹介の時には人間性を見られていることを意識して臨みましょう。
※SES面談に落ちたからと言って人間性を否定されているわけではありません。
自宅待機になった場合
自宅待機になった場合、不安に思う方もいますよね。自宅待機中も給料は発生しますが、会社の規定によるのでその会社に入社する前の面接で事前に確認しておく方がよいでしょう。
待機中の給料に関しては、満額支払われる会社もあれば8割支給の会社もあります。筆者の「しう」が以前採用試験で面接を受けた会社では、SES面談で派遣先が決まった場合に正規採用となるブラックな会社もありました。
自宅待機中の給料についてはかなり大切な部分なので、必ず確認しておくようにしておきましょう。
悔しい思いをスキルの向上に
もし自宅待機になった場合や契約が打ち切られてしまった場合は、資格勉強や実務でわからなかった部分の勉強をしましょう!
特に資格取得についてはSES面談で好意的にとらえてくれるお客様が多いです。「しう」はIT業界に転職して初めの1年で3つ資格を取得しましたが、所有資格の欄を見たお客様からすべて入社後の1年で取ったのですかと驚いた表情で質問されたことがあります。
そのSES面談は無事に採用となりました。自己紹介が上手くできない人の場合でも、資格取得をすることで努力ができる人だとお客様に伝わります。悔しい思いをスキルの向上や資格取得の勉強のエネルギーにできるといいですね。
👇IT業界の資格一覧については、次の記事で紹介しています。
まとめ
いかがでしたか?今回は次の順番でご紹介しました!
- SES面談の自己紹介の基本
- SES面談の通過率は?
- SES面談に落ちる理由○選
- SES面談の流れ
- SES面談に受かるための自己紹介
- 自宅待機になった場合
- 悔しい思いをスキルの向上に
SES面談での自己紹介は緊張しますが、事前に準備をすることで合格率を上げることもできます。より実務経験を積むことで自分の市場価値をあげることができるように頑張ってくださいね。
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