筆者の「しう」は転職前にIT企業で働くことのイメージがしにくかったので、IT企業で働いている人の体験談をよく読んでいました。
そのおかげで今では無事にIT企業へ転職できているので、今度は「しう」がIT企業研修での体験談を書くことでIT企業への転職を考えている人の役に立てばいいなと思っています。
IT企業での研修2か月目が終えたので、実際にITスクールでの研修でどのようなことを体験したのかをお伝えします。
1か月目の内容について知りたい人は下記の記事を見てください。
👇IT企業への転職・1か月目の体験談。


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記事の信頼性:未経験からIT企業の受託開発の仕事へ転職に成功した「しう」がスクールでの外部研修でどのようなことをしているのか書いています。
IT企業のスクール研修(HTML/CSS、Java、Oracle、Spring)


IT企業研修の2か月目には次の順番で下記の内容を学習しました。
実際に体験した内容で苦労したことや学びになったことを中心に書いていきます。
- HTML/CSS
- Java
- Oracle
- Spring
HTML/CSS
IT企業での研修で、最初に習う内容はHTML/CSSです!
スクールでの外部研修で一番最初にHTML/CSSを習う理由は、仕組みが理解しやすいからだと思います。
また、自分の作成したものがどのように反映されるかがHTML/CSSでは次の結果に反映される点も初心者にとって取っつきやすいです。
実際に体験しましたが、研修で習うプログラミングの入門編のようなものですね。
<p></p>を使うなどの理解はしやすいですが、自分の思い通りの場所に1pxもずらさずに表示させることは意外と難しかったりします。
Java
IT企業での研修で、2つ目に習う内容はJavaです!
スクールでの外部研修では他の会社から始めてプログラミングを学ぶ人もいるので、Javaでの基礎・基本を丁寧に身に付けていきます。
筆者の「しう」はIT業界に転職する1年半ほど前からJavaの学習を始めていたので少し退屈でしたが、自分が初めてJavaについて勉強するならこのスクールで扱う内容の難易度でよかったと感じています。
実際にスクールで学んだ内容としては、次の内容を約10日間で学びました。
- 基本的な文法(入出力や配列、if、while)の使い方
- デバックやオブジェクト指向とはなんぞや
- クラスやメソッド、コンストラクタ、static
- クラスライブラリやインターフェース、例外処理
この部分に関しては、IT企業への転職前に自分で勉強していたのでそこまで大変ではありませんでした。
同じIT企業に転職した同期も、転職前にスクールでプログラミングの学習をしていたのでこのあたりは退屈だと言っていましたね。
しかし、初めてプログラミングの勉強をする人にとってはハードルが高く感じる人もいます。
このITスクールでの研修中に、10日も経たずに来なくなってしまう人も残念ながらいました。
IT企業への転職前に自分の適性は判断できるようにしておきたいですね。
実際に「しう」が転職前におこなった学習内容については「未経験からのプログラミング学習【20代後半から転職成功にむけて・体験談】」で紹介しているので、自分の適性を判断したい人は一度見てみてください。
Oracle
IT企業での研修で、3つ目に習う内容はOracle Databaseです!
IT企業に入社する前にMySQLついては学習していたのですが、Oracle Databaseの勉強はこのスクールでの研修で初めてしました。
MySQLとOracle Databaseの両方を学習して感じたことは、検索がSELECT文、追加がINSERT文など共通する部分も多いということです。
このSQL文の学習については単純な作業はできるのですが、GROUP BYやCOUNT関数、2つ以上のテーブルの結合など組み合わせていくと上手くSQL文が書けないということも出てきました。
スクールでの外部研修でのSQL文について学んだ体験談としては、一つ一つは簡単でも組み合わさることで応用することができるんだなということです。
そして、うまく組み合わせることは意外と難しいということです。
スクールでの外部研修を体験して、JavaだけでなくDBでの作業(SQL文の書き方)もしっかり身に付ける必要があると感じました。
IT企業への転職を考えている人は、SQL文も学習もオススメしておきます。データベースの内容としては大規模な開発案件を扱っている企業の場合はOracle Database、初規模な案件やWEB系の案件が多い場合はMySQLを学習するといいです。
Spring
IT企業での研修で、4つ目に習う内容はSpringについてです!
IT企業でのSpring研修では、次の内容を学習していきました。
内容が多岐にわたり転職前に理解が浅い部分も多かったので、この部分は復習の時間を確保する必要も出てきました。
- フォーム処理
- スコープ
- データベース操作
- Thymeleafの応用
- 入力チェック
- フィルタリング
- ページング
スクールでの外部研修を受けて特に大切だと感じだことは、このSpringの学習の時にデータベース操作(CRUD)が入ることです。
先ほどSpringの前に学習したOracle Databaseの内容ががっつり出てきます。
そのため、Springの動きは理解していてもOracle DatabaseのSQL文でつまづくこともよくありました。
IT企業への転職前に面接などでJava以外の技術も必要だということは聞いていましたが、実際にスクールでの外部研修を経験してみてそのとおりだなと感じました。
IT企業で働くことを考えている人はプログラミング言語の勉強だけでなく、Database(MySQLやOracle Database)などの勉強も進めていくようにしましょう。
独学で勉強することは環境構築などもあり大変ですが、その経験は必ず自分にとっての財産になります。
個人開発演習


スクールでの外部研修の2か月目の集大成として、個人開発演習をおこないました。
今までの研修で習ったこと・体験したことを活かしてアプリケーションを作成していきます。
実際に自分で作っていくからこそプログラミングの大変な部分も見えてくるので、大変な部分も含めて個人開発演習の体験談をご紹介します。
書籍閲覧システムの作成
IT企業での研修の2か月目の最後のカリキュラムでは、個人開発演習をおこないました。
個人開発演習の内容は、書籍閲覧システムの作成です。
このスクールでの外部研修の内容としては、スクール側で用意がしている土台を利用して機能を追加していくというものでした。
(HTML/CSSなどは用意されているものを使いました)
そのため、書籍閲覧システムの作成の課題ではJavaの開発に専念できる点がよかったと感じています。
実際の開発現場でもIT企業では分業化が進んでいて、Javaでのサーバーサイドの作業を担当する人もいればHTML/CSSなどを使ってWEBページのレイアウトを担当する人もいます。
この書籍閲覧システムの課題でも、SQL文を用いての検索(SELECT文)や追加機能(INSERT文)などの実装をしていきます。
実際に課題をこなす上で次の機能を組み合わせることに苦労しました。
- 在庫数が0個以上の商品を一覧表示する機能を実装する
- 論理削除を実装する(実際に削除はしていないが、一覧表示時には表示されないようにする)
1つ機能の条件が増えるだけでSQL文のパターンが倍以上に増えていったので、ここでもJavaだけでなくDatabaseの知識なども必要だと感じました。
そして、最後にはパワーポイントでの発表後にフィードバックを貰い、個人開発演習を終えました。
個人開発演習では自分で機能を追加していく楽しさを味わうことができたので、3か月目におこなうチーム開発演習も楽しみにしたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は次の順番でスクールでの外部研修2か月目の体験談をご紹介しました。
- IT企業のスクール研修(HTML/CSS、Java、Oracle Database、Spring)
- 個人開発演習【書籍閲覧システムの機能追加】
IT企業でのスクール研修を2か月体験して学んだことは、Javaだけでなく、DBでのSQL文など周辺の知識も必要だということです。
また、Javaに関してもあいまいにしている部分でエラーが出てつまづくことも多かったです。
これからプログラミングの勉強をしている人は、曖昧な部分も復習して誰かに完ぺきに説明できるような意識を持っておくといいですね。
ちなみに「しう」はJava Silverの資格を取りましたが、その試験勉強をすることがJavaの曖昧な知識を定着させることに役立ちました。
Java Silverの勉強方法については「Java Silver オススメの勉強方法は?【SE11・完全版】」で紹介しています。
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