ローカルのOracle Database(以下Oracle DB)を使おうとしたところ、パスワード切れが起こってしまいました。。。
かなり焦ったので、その時に実施した解決方法をご紹介します!
必ず使用できるようになるので、焦らずに取り組んでみてくださいね。

パスワードの期限を無期限にする方法も紹介してるから参考にしていってな!
記事の信頼性:未経験からIT企業の受託企業へ転職に成功。現役プログラマーの「しう」がOracle DBのパスワード期限切れ時の対処法について書いています。
Oracle DB パスワード期限切れ


Oracle DB 12cには、パスワードの期限が設定されています。
パスワードの期限は180日となっています。
つまり、約半年で期限切れになってしまいます。
期限切れになった場合、次のようなメッセージが表示されます。


「ORA-28001 パスワードが期限切れです」と表示されていますね。
以前のバージョンでは期限の設定がなかったようですが、セキュリティーの関係でついたのかもしれません。
Oracle DBを使えるようにする対処法


パスワードの期限切れをしたOracle DBを使えるようにする対処法をご紹介します!
- ユーザーパスワードの再設定
- ユーザーアカウントロックの解除
- デフォルトのプロファイルのパスワード有効期限を無期限にする。
の順でご紹介します。
ユーザーパスワードの再設定
まずはユーザーパスワードの再設定をしましょう!
最初に、SQL Plusを起動します。
コマンドプロンプトを開いて、
sqlplus / as sysdba
と入力することで接続できます。


SQL Plusを起動後、
ALTER USER {ユーザー名} IDENTIFIED BY {変更後パスワード};
を利用して、パスワードを変更しましょう。
ただ、「しう」がSYSTEMユーザーのパスワードを変更しようとしたら、うまくいきませんでした。
その場合
PASSWORD SYSTEM
を利用してパスワードの変更をしましょう!


新規パスワードの入力画面が出てきます。
入力間違いのないように気を付けてください。
ちなみに、Oracle DBにはデフォルトパスワードがあります。
以下のようになっているので、未設定の場合は試してみてください。
sys : change_on_install
system : manager
ユーザーアカウントロックの解除
ユーザーアカウントのロックがされている場合は、次のコマンドで解除しましょう!
ALTER USER {ユーザー名} ACCOUNT UNLOCK;
この時に、sysdbaでログインしておくことが必要です。
ログイン方法は先ほどお伝えしたように、コマンドプロンプトで
sqlplus / as sysdba
を入力してください。
デフォルトのプロファイルのパスワード有効期限を無期限にする。
パスワードの期限切れを防ぎたい場合には、有効期限を無期限にしておくこともできます!
パスワードの有効期限を無期限にするSQLは次の通りです。
ALTER PROFILE DEFAULT LIMIT PASSWORD_LIFE_TIME UNLIMITED;
また、UNLIMITEDの部分に日数を入力することで、有効期限の日数を設定できます。
例えば、360日に設定したい場合は次のようになります。
ALTER PROFILE DEFAULT LIMIT PASSWORD_LIFE_TIME 360;
まとめ
いかがでしたか?
今回は、Oracle DB パスワード期限切れについて
- Oracle DB パスワード期限切れ
- Oracle DBを使えるようにする対処法
の順番でご紹介しました!
Oracle DBのパスワードの期限が切れると焦りますよね。
そんな時でも、落ちついて対処することでトラブルは防げます。
同じように困っている人がいたら、共有してみてくださいね!
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