新しい開発現場に行くと最初にすることは環境構築ですが、上手くいかないことも多いです。今回はIntelli JでのJavaのバージョンの変更方法についてつまづいたことがあるので、解決方法を記事にまとめました。3つの解決方法を記載しているので参考にしてください。
環境構築でのエラーは全エンジニアが通る道やで!
記事の信頼性:IT業界歴約3年、自社開発企業で働いているエンジニアの「しう」がこの記事を書いています。
Intelli J Javaのバージョン 確認方法
Intelli J Javaのバージョンの変更方法を見ていく前に、確認方法について記載していきます。Javaのバージョンを変更しても確認できなければ変更できているかわからないですからね。具体的な方法としては下記のコマンドをターミナルで実行するだけで大丈夫です。
java -version
上記の例ではversion が21と表示されていますね。これでJavaのどのバージョンが適応されているか確認することができました。
Intelli J Javaのバージョン 変更方法
Intelli J Javaのバージョン 変更方法について次の3つのパターンを紹介します。設定を忘れずにおこない、Javaのバージョンを変更するようにしましょう。今回は、Macでの変更方法を記載していますが、Windowsでも同様の方法で変更できるかと思います。
- プロジェクトの構造からSDKの変更
- 設定からGradleのSDKの変更
- キャッシュの破棄
プロジェクトの構造からSDKの変更
プロジェクトの構造からSDKを変更していきます。「ファイル」→「プロジェクトの構造」(日本語化していない場合は「Project Structure」)を選択して、プロジェクト構造の設定画面を開きます。
「プロジェクト設定」→「プロジェクト」でSDKの設定ができます。ダウンロードが必要な場合はSDKのダウンロードを「SDKの追加」からおこないましょう。また、言語レベルの設定でJavaのどのバージョンかを設定します。
変更ができたら、右下の「適用」→「OK」でSDKの変更は完了です。
設定からGradleのSDKの変更
GradleのJVMの設定もおこないます。「IntelliJ IDEA」→「Setting」で設定画面を開きます。
「ビルド、実行、デプロイ」→「ビルドツール」→「Gradle」の画面を開きます。「Gradle JVM」の項目があるので、そこで利用をしたいSDKを選択して設定します。設定ができたら、右下の「適用」→「OK」で設定を反映させてください。
キャッシュの破棄
ここまでの設定でJavaのバージョンの変更ができる場合もありますが、筆者の「しう」はターミナルではJavaのバージョン変更ができていたのに、Intelli Jのターミナルから確認するとJavaのバージョンが変更できていませんでした。Intelli Jのターミナルのみバージョンの変更ができない場合はキャッシュの破棄を試してみてください。
実行方法は「ファイル」→「キャッシュの破棄」でキャッシュの破棄をする画面を表示します。
キャッシュの破棄をする画面が出てくるので、右下の「破棄をして再起動」を選択します。その後、Intelli JのターミナルでJavaのバージョンを確認するとIntelli J上のターミナルでもJavaのバージョン変更ができていることが確認できます。
まとめ
いかがでしたか?今回は、次の順番でIntelli JでのJavaのバージョンの変更方法について記載をしました。
- Intelli J Javaのバージョン 確認方法
- Intelli J Javaのバージョン 変更方法
- プロジェクトの構造からSDKの変更
- 設定からGradleのSDKの変更
- キャッシュの破棄
Javaの場合、バージョンが異なると利用できない機能やライブラリが出てくるため、開発するチームメンバー同士、Javaのバージョンを合わせておくことが大切です。自動で変更されて問題ない場合もありますが、もしバージョン変更が上手くいかない場合はこの記事を参考にして試してみてください。また、もっと詳しくIntelli Jについて学習したい場合は、実践 IntelliJ:高速な Java 開発を実現するための実践的なテクニックを学ぼう
☟あわせて読みたい 「しう」のオススメブログ
コメント