Javaを勉強していると、プログラムの確認をするためにキーボード入力をしたい時があります。
Javaでは、キーボード入力をするプログラムを用意してくれています。
今回は、そんなキーボード入力の方法についてJavaで解説をしていきます!
記事の信頼性:未経験からIT業界の受託会社へ転職に成功。高校教諭から転職後もJavaの勉強を続けている「しう」がjavaでのキーボード入力をわかりやすく伝えています。
scannerとは
Scannerクラスはキーボードから文字の入力を受け取るためのクラスです。
Paizaという練習サイトの場合、Scannerクラスを用いて演習を解くことが多いです。
では具体的な使い方も見ていきましょう!
キーボード入力をするプログラム【Java】
キーボード入力するプログラムの例を下に書きました。
import java.util. Scanner;
public class Main {
public static void main(String[] args) {
Scanner sc = new Scanner(System.in);
System.out.println(“文字を入力してください”);
String line = sc.nextLine();
System.out.println(“入力した文字:” + line);
}
}
Javaでキーボード入力するプログラムの解説
Javaでキーボード入力するプログラムの解説 をしていきます。
1行目でScannerクラスをインポートしています。
import java.util. Scanner;
この文がないとScannerクラスを使うことができません。
気を付けましょう。
そして、
Scanner sc = new Scanner(System.in);
でインスタンス化しています。
インスタンス化は、設計書から実際にロボットを作るイメージをもっておきましょう。
String line = sc.nextLine();
の部分でキーボード入力された文字列を受け取ってlineに格納しています。
このような形で文字を入力します
しかし、このままでは出力されません。
System.out.println(“入力した文字:” + line);
で入力した文字も表示させるようにしましょう。
このように一番下の行に入力した文字が出力されます。
ちなみに
sc.next();
の場合、入力した文字が
「Java 勉強」
のようにスペースを入れるとJavaまでしか格納されません。
一方
sc.nextLine();
の場合、入力した文字が
「Java 勉強」では、
「Java 勉強」とスペースも含めて格納されます。
Paizaの問題を解いている時には苦労したので、違いを知っておくと便利です。
キーボード入力の練習問題【Java】
キーボード入力された数字を2つ受け取り、その2つの数字を掛け算した結果を出力してください。
import java.util. Scanner;
public class Main {
public static void main(String[] args) {
Scanner sc = new Scanner(System.in);
System.out.println(“数字を2つ入力してください”);
ココの部分は自分で考えてみてくださいね。
}
}
解説は最後に載せています。
まとめ
いかがでしたか?
今回はJavaでScannerクラスの使い方をご紹介しました。
これで、Javaでキーボード入力をすることができますね。
自分で作ったアプリの動作確認などで利用してみてくださいね。
キーボード入力練習問題【答え】
String で受け取り、Integerで変換
String firstLine = sc.nextLine();
String secondLine = sc.nextLine();
int firstNum = Integer.parseInt(firstLine);
int secondNum = Integer.parseInt(secondLine);
System.out.println(“掛け算の結果:” + firstNum * secondNum);
int型でキーボード入力された値を受け取る
int firstNum = sc.nextInt();
int secondNum = sc.nextInt();
System.out.println(“掛け算の結果:” + firstNum * secondNum);
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