テニスの試合に出ていて、なぜ試合で勝てないんだと思うことはありませんか?
もしかしたら、採用している戦略(戦術)が間違っているのかもしれません。
テニスの練習ではできているのに、試合ではできない。そんなこともあると思います。
その理由は、テニスには対戦相手がいて、状況が変わるからです。
そこで、今回は対戦相手のタイプ別の紹介とどのような対策・戦略(戦術)があるのかをご紹介します。
※テニスにおいて、戦略と戦術は少し違う意味合いを持ちますが、ここではその説明は省略しています。
記事の信頼性:10年以上テニスを継続している「しう」が試合においてどのような戦略を考えているか、記事にしています。
ゴリゴリのスピン使いの相手
回り込む
テニスの試合における1パターン目の戦略(戦術)はジュニアのテニス選手に多いスピンを多用する相手の場合です。
スピンの場合は高い弾道で跳ね上がるのでバックハンドだと特に打ちにくくなります。
しかし、高い弾道の場合、回り込む時間もできやすいです。
1つ目の戦略(戦術)としては、バックハンドに来たボールもある程度は回り込むようにしましょう。
テニスの試合において、自分の得意なショットで組み立てる戦略(戦術)はかなり効果があります。
※もちろん、バックハンドの方が得意の人はバックで処理してもよいでしょう
スライスを混ぜていく
ゴリゴリのスピンを打ってくる相手の場合は、グリップの持ち方が厚いことが多いです。
そして、厚いグリップだと低いボールが打ちにくくなります。
そのため、2つ目の戦略(戦術)としては、低くて滑るスライスを使ってミスを誘いましょう。
テニスの試合では、自分が普段打たないボールが意外と打ちづらかったりします。
ミスがなくてもスピンの回転量は落ちていくはずです。
ベースラインから早いテンポで打ってくる相手
高い軌道で視線を上下させる
2パターン目はベースラインから早いテンポで打ってくる相手です。
この相手の場合多少深いボールを打ってもライジングで返してきます。
そして、こちらの時間を奪い、ラリーの優位も奪うテニスの試合展開をしてきます。
1つ目の戦略(戦術)としては、高い弾道のボールを使うようにしましょう。
ボールが上下することでライジングを打ちにくくするのです。
ただし、サービスライン付近に浅くなってしまうと、間違いなく打ち込まれて苦しくなるので、弾道だけでなく深さも意識するようにしましょう。
左右に動かす。
ベースラインに張り付いている相手は、他の選手より動きが少なくなりがちです。
2つ目の戦略(戦術)としては、相手を左右に動かすような配球をしましょう。
もちろん、上のレベルになれば、しっかり動いて対処してきます。
逆に角度をつけたボールを打たれて苦しくなることもあるでしょう。
しかし、少し動くだけで相手の精度が落ちることもあります。
テニスでは、相手に余裕をもって打たせないことが重要です。
シングルスで強いシコラー相手
無理に攻めない
3パターン目はシングルスで強いシコラー相手です。
テニスにおいて、シコラー相手の場合は、無理に攻めることは禁物です。
試合中に無理にアプローチショットを打って、ボレーをしようとしてもパッシングショットで餌食になります。
このタイプ相手の戦略(戦術)としては、自分のリスクが少なめの時だけ、しっかり攻めて、次のボレーやスマッシュで決めていきましょう。
一番厄介かつ大会でも上位常連にいるタイプはこのような選手です。
派手なショットはないですが、テニスの試合では負けない。強い選手です。
苦戦必須ですが、適切な戦術と努力で勝利していきましょう。
いかがでしたか?
今回はテニスの試合における相手のタイプ別・戦略(戦術)まとめを書きました。
理論だけでなく、実際の試合を通じて学んでいくことも大切です。
知識として学んだことをぜひ、活かしてみてくださいね!
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