IT企業に入社、転職後にどのようなことをするのか気になりますか?
特に未経験からIT業界に入ることを考えている場合、不安も大きいと思います。
今回は実際に受託系IT企業に転職した「しう」が模擬プロジェクトで、どのようなことを学んでいるのか記載しています。
IT企業を検討している人の一助となれば幸いです。
7月以前の研修の内容については下記の記事で紹介しています。

特に転職ドラフトは人気サイトやから、他の人には内緒やで!
記事の信頼性:未経験からIT企業の開発の仕事へ転職に成功した「しう」が書いています。模擬プロジェクトでの学びを日記代わりにつけています。
模擬プロジェクト1【バージョン管理や単体テストに挑戦】


模擬プロジェクト1では、実際の業務と同じ環境で修正作業をしていきます。
初めて実務で使う設計書を扱いページ数が多く大変でしたが、苦労の中から学べることも多いです。
今回は、模擬プロジェクト1でどのような体験をして、何を学んだかをご紹介します。
設計書の修正【模擬プロジェクト・体験談①】
模擬プロジェクトの1つ目の作業は設計書の修正です!
開発現場で改修作業をおこなう場合は、実装をする前に設計書の修正を先にします。
大きなシステムであれば、設計書も膨大なページ数になります。
膨大な量の中から検索をする力と改修が必要な部分を見極めて適切に修正をする力が大切だと感じました。



データベースのテーブル定義書は、Excelで400シート以上あったで!
GitLabとSourceTreeでのバージョン管理【模擬プロジェクト・体験談②】
模擬プロジェクトの2つ目の作業はバージョン管理です!
IT企業の開発現場ではGitかSubversionのどちらかのバージョン管理を使います。
未経験からIT企業で働くことを考えている場合は、ぜひともバージョン管理についても勉強してみてください。
「しう」もGitについて少し勉強していただけですが、実際の業務を体験して役に立ったなと感じています。
Gitの扱い方に関してはmasterブランチをクローン(コピー)して、そのクローンしたレポジトリーをブランチしたりします。
(ブランチは修正用のレポジトリーを作成(枝分かれ)させることです。)
過渡期だったためGitとSourceTreeを併用したのでややこしかったですが、実際に繰り返し作業をすることで身に付けていきます。
Gitのバージョン管理に関する本はこちらで紹介しています。


Eclipseでの改修作業【模擬プロジェクト・体験談③】
模擬プロジェクトの3つ目の作業はEclipseでの実装作業です!
初めはどこに何の機能のコードが書いてあるのかわからず、自分にできるのかと不安になりました。
しかし、コードを追いかけていく中でどのあたりに必要な情報が書いてあるのかわかるようになりました。
特に初めて扱うフレームワーク(現在はサポート終了しているもの)だったので、慣れるのには時間がかかりましたね。
Jspファイルやコントローラー、そしてデータベースとの接続に必要な部分の改修など、時間はかかりましたがスケジュール通りに作業が完了できた時には嬉しい気持ちになりました。
この達成感がプログラミングの醍醐味でもありますね。
テスト仕様書の修正【模擬プロジェクト・体験談④】
模擬プロジェクトの4つ目の作業はテスト仕様書の修正です!
実装の作業が完了したら、テスト仕様書についても修正をします。
元々開発現場で使われているテスト仕様書に今回追加した項目のテストを追記しました。
テスト項目を考えるときに始めはどのように修正すればいいかわかりませんでしたが、IT企業で働いている先輩にレビューをしてもらうことでテスト項目の作成の方針がわかるようになりました。
単体テストの作成で学んだこととしては下記の内容になります。
早く適切なテスト仕様書を作成できるようになりたいですね。
- 正常値と異常値の項目にわける
- 正常値に関しては、数パターンの組み合わせも考える
- 異常値は項目を1つずつ出していく
- 異常値では似たような項目は省く
- 境界値を意識する(最大10桁入力可能の場合、10桁と11桁のパターンのテストを用意)
単体テストの実施【模擬プロジェクト・体験談⑤】
模擬プロジェクトの5つ目の作業は単体テストの実施です!
実際の開発現場と同じように単体テストのエビデンスを残す作業をしました。
自分で作成をしたテスト仕様書を利用して、単体テストを実施していきます。
エビデンスを写真を撮って仕様書通りにできているか、カタカナか英字など細かいところにも気を付ける必要があることを学びました。
この単体テストではひたすら作業を続け、数十ページにおよぶエビデンスの作成を体験しましたが疲労がたまりました。
ショートカットキーなどを活用して、より効率的にエビデンスを作成する方法を学ぼうと思いました。
模擬プロジェクト2【Intelli Jでの作業】


模擬プロジェクト2ではEclipseではなく、Intelli Jを利用します。
Intelli Jについては今まであまり体験したことがなかったです。
模擬プロジェクト1で利用したEclipseとは勝手が違うので、これからしっかり勉強していきたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は次の順番で実際の開発作業に近い模擬プロジェクトの内容を紹介しました。
- 模擬プロジェクト1【バージョン管理や単体テストに挑戦】
- 模擬プロジェクト2【Intelli Jでの作業】
特に模擬プロジェクト1では、実際の改修作業と同じようなことをして学びになることも多かったです。
IT企業で働くことを検討している人は今回経験した模擬プロジェクトの内容から転職前に何を学習すればいいのか参考にしてみてください。
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