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しう
【テニス好きブロガー】 
テニス、読書が好きです。IT企業で学んだこともブログに書いています。高校教諭(テニス部顧問)→IT企業。テニス歴12年。人生をより有意義なものにしたいと思い、ブログを書き始めました。Twitterもしています。
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教員が退職する理由|高校教師「しう」が悩んだこと

教師 退職理由

 教師の仕事をしていると、「もうこの仕事辞めたい。。。」と思うことはありませんか?土日出勤があったり、余裕がない中でこのまま教師を続けてもいいのだろうかと教育現場を経験した人は、一度は思ったことがあると思います。

 今回は、高校で実際に教壇に立っていたが「しう」が転職の決めた3つの理由を書いていきます。この記事を読むことで、転職を悩んでいるのは自分だけではなかったんだと、少しでも励みになればと思います。

 

 悩みは共有することで、ストレスを減らすことができます。

 

 ※この記事は約5年間、高校で教師を経験した「しう」が書いています。

目次

生徒・保護者対応

相性が良くない生徒もいる

 1つ目の理由は人間関係の難しさです。5年近く教員をしていて、生徒と信頼関係を築くことができたと感じることも多々あります。

 しかし、生徒も人間なのでどうしても相性が合わない生徒もいます。その場合は、その生徒と相性の良い他の先生に面倒をみてもらうようにしていました。困ったときに助け合いをすることが勤務校では多く、教育現場でもチームプレイが大切だと学びました。

 

 実際に経験したこととしては、勤務校では授業中に携帯電話を使うことが禁止されていました。しかし、文化祭前のホームルームの時間にある生徒Aは準備をせずに携帯を触って遊んでいました。

 勤務校のルールとして携帯の預かりが必要だったので、預かろうとしたのですが、その時に他の生徒Bは入り口から逃げていきました。あとで他の先生から話を聞くと生徒Aに隠れて生徒Bも携帯を触って遊んでいたみたいです。

 

 生徒Aの対応をしていて、生徒Bが携帯を操作していることに気付かなかったのですが、生徒Aは生徒Bだけひいきしてずるいと勘違いしたようです。

 そして、保護者にもその話をしたようで、その保護者からひいきをする教師としてレッテルを貼られてしました。人間関係は難しいですね。。。

 

 また、半年以上たって、クラス替えのときに生徒Aの担任には絶対にしないでくれと、学年主任に言っていたみたいです。そこは、久しぶりに共通の認識を持つことができましたね(笑)

 この経験から、たった一つのボタンの掛け違いで、ややこしくなってしまうことを、その時に学びました。細かな気配りや配慮、視野の広さが求められる仕事だと改めて、感じました。

業務のしんどさ

業務量が多すぎる

 2つ目の理由は業務のしんどさです。同期の話など聞いていると勤務校ではまだマシな方だったと感じましたが、それでもしんどかったと感じる事が多かったです。

 

 特に担任をしているときは、授業準備、担任業務、部活動指導、校務分掌(多くの人になじみがあるのは生徒指導だと思います)など4月にはわけがわからなくなるほど仕事が押し寄せてきます。

 特に1年生の担任は入学直後、2年生の担任は修学旅行の時期、3年生の担任は進路関係のタイミングで忙しくなります。

 

 しかも、仕事が多くて忙しいときに限って、生徒がやらかして生徒指導をする必要が出てきたりします(笑)。負のサイクルが発生しやすいのかもしれませんね。

 主顧問も務めていたので、日曜はノークラブデイなるものを適用して、休みにしていましたが、土曜には練習があり、日曜に試合がある日もあります。自分の経験している部活に入れている場合はいいですが、そうでない人は大変そうでしたね。

 

 ここまで話を書いて愚痴ばかりになってしまいましたが、教師を務めて信頼を得るためには、事務処理能力も求められるということです。教員希望の人やより教員としての魅力を高めたい人は授業だけでなく事務処理能力も高めていきたいですね。

落ち着いてくる時期もある

 教員にも少しだけ休むことができる時期があります。それは年末年始、定期考査の期間(超進学校以外)です。

 最近は年末年始にも部活をしている学校は少ないので、年末年始は休めることが多いみたいです。民間企業であれば、当たり前ですが念のため確認しておきます。

 

 後、意外と定期考査の期間は休むことができます。一日休むことは難しいですが、担当教科の採点日が考査期間の後半の場合、前半は半日有休を使って休んだりします。

 考査期間中は部活動を中止する必要があるため、教員も業務が終われば帰りやすいんですよね。部活がないだけで業務量がかなり減ると考えるとやりがいか、普段の削減か悩ましいとことですよね。

 

 4年近く主顧問もしていて、部活の練習を頑張って試合で勝てるようになる喜びも味わったので、部活動の練習時間についての議論は今後も続いていくと感じました。

IT業界への興味・関心

 3つめの理由はIT業界で働くことに興味があったからです。正直、この理由が一番大きかったです。

 学校現場で働いていても、人海戦術でアナログな方法だけで仕事をしていくことは厳しいだろうなと感じていました。同時期に、プログラミング教育の必要性や学校現場でのICTの活用もよく聞くようになりました。

 

 学校現場で働きながら、ITの学習や活用方法を学んでいくのか、IT業界に転職するのか悩みましたが、一度学校現場以外の世界も知りたいと思い、IT企業への転職をすることにしました。

 また、IT業界に転職することを決めてから、今まであまり気づかなかったことにも気づくようになりました。時間割の作成を担当の先生が作成しているけど、アプリケーションを活用して自動化すればいいのにということや、外部との連携を電話でして複数の機関との日程調整が大変なので専用のチャットなどあればいいのにと感じました。

 

 転職する2か月前に時間割の自動作成アプリケーションを作っている企業があることを知り、驚きながらも感激しました。IT企業への転職を考えていなかったら、あまり興味を持てなかったかもしれないです。転職前に一度利用してみたかったですね。

 転職を考えたからこそ、成長できる部分もあり、教育現場を違う視点で見ることができるようになったのはとてもよかったです。

 

 いかがでしたか。今回は転職を決めた3つの理由をご紹介しました。このブログを通じて、教育現場で大変な思いをさせている先生の励みに少しでもなればと思います。

 辛い思いをしているのはあなただけではありません。このブログを書いて発信することで「しう」も気持ちが少し晴れました。ぜひ、職場や身近な人に相談して、より良い人生を送ってくださいね。必要であれば「しう」のTwitterでも相談に乗りたいと思います。

 なによりもあなたの人生が一番大切です。精神を病む前に転職することも選択肢の一つとして考えてみてください。健康を第一により納得、満足できる人生をお送りください。

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この記事を書いた人

【しう】
Java Engineer| 最近はKotlin| 「テニスとJava(プログラミング)のお悩み解決ラボ」運営者| プログラミング・開発現場の学びを主に発信|【経歴】受託系IT企業➪自社開発企業| ∮保有資格∮ : Java Silver,Oracle SQL Silver,基本情報,TOEIC 750,簿記3級

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